※この物語に登場するキャラクターを簡単に紹介させて頂きます。カッコ内は読み。
※ネタバレを含んでいる可能性がありますので、閲覧時にはご注意ください。
※僕が想定している演者のお名前を記載しましたが、敬称は略させていただきました。
■主要な登場人物
◆桃太郎/百田郎/ももたろう(モモタロウ)
桃から生まれたももたろう!
魔界の鬼どもの所業、断じて許し難し。
天に代わって鬼退治致す!!
この物語の主人公。
辺境の星屑村に住むおばあさんが、川で拾った大きな桃から生まれてきたが、その際“エビ反り”をしながら空中に飛び出してきたとされる。
閼伽凛皇女(アカリンコウジョ)と出会ったことで、鬼退治を行うことを決意し、モノノフの棟梁として旗揚げをする。
幼いころより育ての親であるおばあさんから『キビダンス』という一子相伝の舞踏術を叩き込まれ、これを継承する。
毎晩こっそり『でこちゃん日記』という日記をつけているらしい。
※想定演者:百田夏菜子(ももいろクローバーZ)
◆閼伽凛皇女(アカリンコウジョ)
な、なーに言ってんだか!
あんたなんか、あんたなんか
『でこっぱち』で十分よッ!
かつて星屑村のはるか西方にあった大国、青き丘の国の姫君で幼名は「アカリ」という。
父王の古い友人である騎士、ヒャ=ダインを探しに鬼の手を逃れて星屑村へやってきた。
モノノフ騎士団の生き残りであるヒャ=ダインに決起を促し、青き丘の国を氷帝・沙羯羅竜王(ヒョウテイ・シャカツラリュウオウ)の支配から解放したいと願っている。
ももたろう一行の精神的な柱で『氷の知将』の異名を持つ。
※想定演者:早見あかり(女優/ももいろクローバー元メンバー)
◆イヌ(イヌ)
この作戦が成功したら、みんなきっとあたしの大切さを思い知るよ!
ももたろうが相州於の島で出会う魔法使い(ウィザード)の少女で名前は「れに」という。
マジックショーでみんなを笑顔にしたいと考えていたが、ももたろうの『キビダンス』を見て感動し、一緒に旅をすることにした。
実は修行中の錬金術師(アルケミスト)でもあり、電撃系の精霊魔法が得意な感電少女。
必殺技:暗黒招来雷電轟咆閃(カモン・ライディーン)
※想定演者:高城れに(ももいろクローバーZ)
◆キジ(キジ)
仲間の敗北はチームの敗北だわ。
白光音峠に駐屯する守備隊の二等兵で弓使い(アーチャー)の少女で名前は「杏果」という。
滑舌がわるい、補助輪なしで自転車に乗れない、鳩が怖いなど、コンプレックスの塊。
しかしひとたびキレると惑星を破壊できるほどの技を発動させることが出来る小さな巨人。
皆さんが喜んでくれるなら、とももたろうの鬼退治に同行することになった。
必殺技:無限の剣製(アンリミテッドブレードワークス)
※想定演者:有安杏果(シンガーソングライター/写真家/ももいろクローバーZ元メンバー)
◆サル(サル)
みんなー、オラにちょっとだけ現金をわけてくれー!
頼むー!
野逸という港街でももたろうが出会う武闘家(ストライカー)の少女で、名前は「詩織」という。
『ちびっこハウス』という孤児院で育った、泣き虫で甘えん坊な、みんなの妹。
実は『筋斗雲』という雲を呼び寄せ、その雲に乗って空を飛ぶことが出来る。
孤児たちを笑顔にしたいと考え、ももたろうの鬼退治に同行することを決意する。
必殺技:現金玉(ゲンキンダマ)
※想定演者:玉井詩織(ももいろクローバーZ)
◆あーりんロボ(アーリンロボ)
あーりんロボの心はひろ~りんだから許してあげる❤
逆川宿の農園で働いているロボットの女の子で名前は「あーりんロボ」である。
人の役に立つと感謝されるんだという経験に感動し、さらに多くの人の役に立ちたい一心でももたろう一行に同行を志願する。
ものすごい怪力を持ち、超高速移動も出来るももたろう一行のアイドルであり戦乙女(ヴァルキリー)。
その装甲はダンボールに酷似しているが“あーりんダリウム合金”という超硬合金製である。
実は彼女にはとんでもない秘密が…。
※想定演者:佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)
■人間界の登場人物
【星屑村の住人】
◆おじいさん(オジイサン)
お前もそろそろ元服しても良い年頃じゃ。
幼名を排して元服名を“百田郎”と名乗るが良い。
星屑村に住む老人で、ももたろうの名付け親。
名前は「純乃介」という。ふだんは山へ柴刈りに行くことを日課としている。
かつてはアーティストの発掘、育成、ブランディング、販売戦略等のプランニングに従事していた。
※想定演者:宮本純乃介(A&Rチーフディレクター/キングレコード)
◆おばあさん(オバアサン)
これまで、このばぁばが『できる』と言ってできなかったためしがあるかいの?
純乃介の妻で名前は「ゆみ」という。
ももたろうを天からの授かりものとして大切に育てることになった。
『キビダンス』という一子相伝の舞踏術の継承者であり、そのダンスの奥義をももたろうに教え込んだ師でもある。
※想定演者:石川ゆみ(振付師)
◆炭焼きの内山田(スミヤキノウチヤマダ)
おはよう
ございます。
ゆうべは
おたのしみでしたね。
ちょうどももたろうが生まれた頃に星屑村へやってきた流れ者で、名前は「内山田健一」という。
自分の素性を明かさないため、村の人からは気味悪がられている。
村はずれの炭焼き小屋に住んでいることから『炭焼きの内山田』と呼ばれている。
意外なことに趣味は音楽制作で、いつか「内山田健一とクールビューティーファイブ」というアイドルグループを自分でプロデュースしてみたいと考えている。
※想定演者:前山田健一(ミュージシャン)
◆ボート屋の女将(ボートヤノオカミ)
ももたろうちゃん、あなた間違っても鬼を退治しようなんて思っちゃいけないわよ?
星屑村の住人。
貸しボートの管理をしている女性で、名前は「アキナ」という。
驚くとなぜか後ろにジャンプするクセがある。
村の人たちからはボート屋の“秘技:猫ジャンプ”と呼ばれてからかわれている。
※想定演者:南明奈(グラビアアイドル/タレント)
◆香水屋(コウスイヤ)
あら、ももたろうちゃんは『黒い終末(カブラ・サダブラ)』を知らないの?
星屑村にある香水屋『キャッツアイ』を営む美人三姉妹の長女で、名前は「アヤノ」という。
高校生までは極度の人見知りで、電話で美容院の予約を取ることも出来ず、妹に代わりにやってもらっていた。
※想定演者:大本彩乃(歌手/テクノポップユニット「Perfume」メンバー)
◆戦場カメラマン(センジョウカメラマン)
世界は今…アイドルを必要としています…
星屑村の住人で、モノノフジャーナリストを名乗っている。
全国で鬼族の支配がもたらす悲惨な状況を正しく伝えるべく、戦場カメラマンになることを決意した。
一語一語を区切って、妙にゆっくり話すのが特徴。
愛称は「ナベさん」
※想定演者:渡部陽一(戦場カメラマン)
◆的屋のおっさん(テキヤノオッサン)
「たッ、大変だ、む、村がッ、星屑村が…」
星屑村の住人で、お祭りの仕切りなどをしている的屋のおっさん。
村の人たちからは「あつのりん」と呼ばれ、親しまれている。
星屑村が沙羯羅竜王(シャカツラリュウオウ)に襲撃された際にたった一人だけ生き延びて、村におこった惨状をももたろうに伝えた人物。
※想定演者:佐々木敦規(演出家/FILM Design Works代表)
【青き丘の国の関係者】
◆富国有徳王(フコクユウトクオウ)
では姫よ。こちらへ参れ。玉座の仕掛けを授けよう…
閼伽凛皇女(アカリンコウジョ)の父親で、青き丘の国の国王。
『住んでよし、働いてよし、訪れてよし』の理想郷を創るための施策に積極的に取り組み、領民からも慕われていた名君。
眠りの巫女の進言により苦渋の選択をするが、その効なく国は滅びてしまう。
自身も手練れの武士(モノノフ)だったが、一年ほど前の戦役で魔王の進軍に持ちこたえることが出来ず戦死してしまったとされる。
※想定演者:川上アキラ(元ももいろクローバーZチーフマネージャー)
◆小百凛女王(サユリンジョウオウ)
富国有徳王(フコクユウトクオウ)の妃で、閼伽凛皇女(アカリンコウジョ)の母親。
双子の女の子を出産したのちに体調を崩し、ほどなくして亡くなってしまった。
自らの死期を悟ってからは「死ぬまでにやりたいことリスト」を作成し、実行しようとする。
しかしリストをやり切ることなくこの世を去った。
※想定演者:吉永小百合(女優)
◆侍従長(ジジュウチョウ)
わたくしは貴女様を『路上』の頃より見守ってきたのですから…分かります。
閼伽凛皇女(アカリンコウジョ)が星屑村に落ちのびる際に、最後まで付き添った従者で名前は「亮太」という。
幼い頃より皇女を見守り続けてきたが、閼伽凛皇女をももたろうに託した後、絶命する。
護身弩(クロスボウ)の腕前は絶望的なほど下手くそ。
これまでの14年間に王室報道官の役目も担っており、その役職を通称“天の声”という。
※想定演者:山里亮太(南海キャンディーズ)
◆ヒャ=ダイン・サントハイム(ヒャ=ダイン・サントハイム)
ももたろう、桃魂(ピーチソウル)を信じるんだ
かつて青き丘の国で富国有徳王に仕えていた剣の達人。
王国でも最強とうたわれ、剣聖(ソードマスター)の異名を持っていたが、今から十四年ほど前に富国有徳王の密命で旅に出て以降の足取りは不明。
その際に富国有徳王から『鬼斬丸』という電弧放電式光剣を預かったとうわさされている。
※想定演者:ヒャダイン(歌手/タレント/スターダストプロモーション)
◆眠りの巫女(ネムリノミコ)
徐々に悪化してゆく戦況を打破するために、富国有徳王が城に呼び寄せた占い師(フォーチュンテラー)。
眠りの巫女の一族は古来から超自然的存在と直接交信する役割を担う、いわば呪術者(シャーマン)のような存在。
富国有徳王に進言したお告げに重大なミスがあったことに気がつき、発覚を恐れて王国から逃亡する。
※想定演者:古屋智美(故人/元ももいろクローバーZマネージャー)
※古屋智美マネージャーは2023年8月22に逝去されました。長年に渡ってももいろクローバーZを支えてきた彼女の尽力に感謝し、謹んでご冥福をお祈りいたします。
◆吟遊詩人(ギンユウシジン)
だめだよ。オレは孤独になりたいんだ。来年の春、また会おう
イヌの少女が青き丘の国の北の最果ての樹海で出会った心優しい吟遊詩人(バード)の青年で、名前は「セロニアス」という。
褐色の肌、白金の髪、赤い瞳という身体的特徴を持つ。
お互いに惹かれあった二人だが、後日衝撃的な再会を果たすことになる。
※想定演者:DJ OZMA(ミュージシャン)
【相州で出会う人たち】
◆南国落花生仙人(ナンゴクラッカセイセンニン)
君たちに“紅白の向こう側”の意味を伝えにやってきたのさ。
仙境で暮らし、仙術を操り、不老不死を得た仙人(ハーミット)。
真っ黒に日焼けしており、鼻唄を歌いながら登場する。
ももたろうが進むべき道に迷った時、必ず現れて助言をくれるありがたい存在。
※想定演者:松崎しげる(歌手)
◆興行主(コウギョウヌシ)
いつまでもあしながおじさんだと思うなよ!
相州於の島でサーカスなどの興行を行っている人物。
女の子たちに無茶な課題を与え、体を張って挑戦する姿を鑑賞するのが好き。
女の子たちへの試練は一流のアイドルを目指すための通過儀礼だと思っているため、自分のことを「あしながおじさん」と自称している。
※想定演者:有吉弘行(お笑いタレント)
◆賞金稼ぎ:弟(ショウキンカセギ:オトウト)
その首にかけられた賞金を頂きにきたぜ!
賞金を狙ってももたろうを襲ってきたMTH団の中心メンバーその一。
靴を履く事を嫌い、常に便所サンダルを履いている。
※想定演者:川北亮(マキシマム ザ ホルモン)
◆賞金稼ぎ:姉(ショウキンカセギ:アネ)
おい腹ペコども、やっちまいなッ!
MTH団の中心メンバーその二。
『麺カタこってり!』という恋のおまじないの伝道者。
※想定演者:熊本奈緒(マキシマム ザ ホルモン)
◆賞金稼ぎ:五月蝿(ショウキンカセギ:ウルサイ)
血沸き肉踊るような一撃をぶちかますゼ!!!!
MTH団の中心メンバーその三。
声帯に出来たのう胞の摘出手術をした経験はあるが、包皮の環状切除手術は行わない方針。
※想定演者:津田大輔(マキシマム ザ ホルモン)
◆賞金稼ぎ:四弦(ショウキンカセギ:ヨンゲン)
……。
MTH団の中心メンバーその四。
おっとりした性格で、イジられキャラ。介護福祉士の資格を保有している。
※想定演者:上原太(マキシマム ザ ホルモン)
◆紫電の魔女(シデンノマジョ)
今ねーワニとシャンプーから酸素を作る実験に取り組んでるんだ。
相州於の島(ソウシュウオノシマ)にいる魔女(ウィッチ)である。
ももたろうが南国落花生仙人から『きっと君たちに力を貸してくれる人物だと思う』と最初に訪ねることを勧められた。
※想定演者:高城れに(ももいろクローバーZ)
白光音峠で出会う人たち
◆班長(ハンチョウ)
鬼退治ですって?
そりゃ宇宙弾丸列車を作るくらいの大仕事じゃないですか。
白光音峠守備隊所属の弓使い(アーチャー)で、キジの女の子の上官。
「ドルバッキー」という名前の白猫で、顔の左側にひび割れのようなタトゥーが彫られている。
上官がさっさと逃げてしまったことをボヤきながらも、キジの女の子と共に最後まで峠に残った。
※想定演者:大槻ケンヂ(ロックミュージシャン/作家)
◆新聞屋:課長(シンブンヤ:カチョウ)
せやけどこれ全部を三時間くらいで配り終えて欲しいねんな。
白光音峠にある新聞屋さんの管理職で通称「課長」である。
飄々としたふるまいと淡々としゃべるマイペースな性格だが、皮肉屋な一面を見せることもある。
※想定演者:有野晋哉(よゐこ)
◆園長先生:リトルマム(エンチョウセンセイ:リトルマム)
まあ! どうしましょう! この殺傷力はしょうこおねえさんの絵にも匹敵するんじゃないかしら…
教育評論家かつ白光音峠にある幼稚園の園長先生で、名前は「ナオキ」という。
男性でありながら女性のような物腰や柔らかい口調から『リトルマム』という愛称で呼ばれている。
※想定演者:尾木直樹(教育評論家)
◆農場主:ミステル(ノウジョウシュ:ミステル)
何を言ってるんだ君は!
これは明らかに超常現象じゃないかっ!
白光音峠で農場を営む傍ら、UFOや心霊現象などの研究者としての顔をもつ。
小麦畑にミステリーサークルが出来ていたことから白光音峠守備隊に警備を依頼してきた。
※想定演者:矢追純一(疑似科学作家)
◆球場管理人:テルー(テルー)
わたくしも新人の頃に『ラ行が弱いね』と指摘されたことがありますが…。
白光音峠にある野球場の管理人で、常にやる気MANMAN!なおっさん。
ラジオパーソナリティを務めることもあり、モットーは『誰もやらない・恥ずかしい・リスナーが笑い転げる企画をすること』
※想定演者:吉田照美(フリーアナウンサー)
野逸港で出会う人たち
◆野逸港の童:リュウ(ヤイツコウノワラベ:リュウ)
じゃあ『怪盗五人女(カイトウゴニンオンナ)』やって欲しい!
野逸の港でももたろう一行が出会う戦災孤児その一。
怒ると帽子を地面にたたきつけるクセがある。
※想定演者:上島竜兵(ダチョウ倶楽部/故人)
◆野逸港の童:ドモン(ヤイツコウノワラベ:ドモン)
オレも庄之介のエビ反りが見たい!
野逸の港でももたろう一行が出会う戦災孤児その二。
他の戦災孤児に説教(ダメ出し)をする担当で、異常なまでに体を鍛えている。
※想定演者:寺門ジモン(ダチョウ倶楽部)
野逸港の童:カツ(ヤイツコウノワラベ:カツ)
オレもエビ反りが見たーい!
海老蔵梨サイコー!!!
野逸の港でももたろう一行が出会う戦災孤児その三。
最年少にもかかわらず戦災孤児たちのリーダー的存在だが、背の高さだけでリーダーをやっているわけではない。
※想定演者:肥後克広(ダチョウ倶楽部)
◆院長先生(インチョウセンセイ)
ももたろうさん。
詩織のこと、何卒よろしくお願いいたします。
野逸の港にある『ちびっこハウス』という孤児院の院長で、名前は「カツヒコ」という。
亡き父の意思を受け継ぎ、一度は解散したちびっこハウスを再建した人物。
戦災孤児たちの父親代わりになって、子供たちを温かく見守っている。
※想定演者:勝谷誠彦(ジャーナリスト/コラムニスト)
◆十一代目市川海老蔵梨 (ジュウイチダイメ・イチカワエビゾーリ)
歌舞伎役者。
屋号は羽田屋で、お家芸である“エビ反り”が歴代で最も美しいとされる。
『怪盗五人女』という演目の生田庄之介が当たり役。
※想定演者:十一代目市川海老蔵(歌舞伎役者)
◆店長(テンチョウ)
いらっしゃいませ、『キング・スクランブル』へようこそ。
野逸港にあるハンバーガーショップ『キング・スクランブル』の店長で、名前は「きよし」という。
幸せを感じるときは、「Overture」が流れるとき、会心の仕事を終えたとき、愛犬の豆柴とまどろむとき、だそうである。
※想定演者:小松靖(テレビ朝日エグゼクティブアナウンサー)
◆店員(テンイン)
お客さんたちの中に、最近『激レアな体験』をした人はいませんか?
野逸港にあるハンバーガーショップの店員さんで名前は「アヤカ」という。
『ちびっこハウス』という孤児院で、サルの若大将と一緒に育った幼馴染。
ももたろう一行をFBC(フードバトルチャンピオンシップ)という大喰い大会イベントに招待してくれた人物。
人に会うと、必ず「激レアな体験」をしていないか確認してくる変なクセがある。
※想定演者:弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)
◆実況(ジッキョウ)
今年はここ野逸コロシアムで、いったいどんな熱戦が繰り広げられるんでしょうか?
FBC野逸大会で実況を担当した富嶽電視のアナウンサーで、名前は「二宅正治」である。
富嶽電視を志望した理由は『ダービーの実況がしたいから』であった。
※想定演者:三宅正治(フジテレビアナウンサー)
◆解説(カイセツ)
あどでー、んどねー、つよぐっでねー、かっごよぐってねー、にんきのあるねー、パパみたいな力士になりだいのー
FBC野逸大会で解説を担当した元横綱力士で名前は「鷹乃華」である。
大喰い界では有名人で“生ける伝説”とまで呼ばれている。
※想定演者:日村勇紀(芸人/バナナマン)
◆リポーター(リポーター)
もしもですよ?敗れるなんてことになった場合、勝負は時の運ということでは済まされないと思いますが…
FBC野逸大会で楽屋中継を行ったリポーターで名前は「茂野清樹」である。
リポート中にチャンピオンであるモンキーマスクを怒らせ、強烈なビンタをもらってしまう。
※想定演者:清野茂樹(フリーアナウンサー)
◆流浪の画家(ルロウノガカ)
ぼ、ぼ、ぼくは、ぼーとしているのが、や、やっぱり一番いいんだな
各地を放浪しながら貼り絵を描いている流浪の画家で、通称「裸の大将」である。
FBC野逸大会に出場するためこの地にやってきた。
短く刈り込んだ坊主頭で、ランニングシャツに半ズボン、リュックに傘、スケッチブックを抱えているといういでたちである。
FBC野逸大会に参戦し、大会二連覇を果たしているモンキーマスク相手に勝利を収める。
※想定演者:塚地武雅(芸人/ドランクドラゴン)
◆モンキーマスク(モンキーマスク)
戦う前から負けること考えるバカいるかよッ!!!
覆面のフードファイターで、FBCにおいて二連覇を果たしているディフェンディングチャンピオン。
悪役フードファイター養成機関『竜の穴(ドラゴンピット)』の訓練施設で殺人的なトレーニングを受け、そしてみごとに養成所を卒業した。
竜の穴出身のフードファイターは、ファイトマネーの50%を上納金として組織に納めなければならないが、ある事情でその掟を破ってしまい、竜の穴から刺客を送り込まれる。
必殺技:風車式背骨激烈旋(ケブラドーラ・コン・ヒーロ)
※想定演者:玉井詩織(ももいろクローバーZ)
◆野逸港の民:テツオ(ヤイツコウノタミ:テツオ)
うわぁぁぁ鬼だぁぁぁ!
鬼が出たぞぉぉぉぉ!
野逸港の住民で流通ジャーナリスト。
竜の穴による野逸港襲撃事件の直後に病死。
死因は肺カルチノイド。
※想定演者:金子哲雄(流通ジャーナリスト/故人)
◆野逸港の民:ヒデトミ(ヤイツコウノタミ:ヒデトミ)
喰い殺されるぞぉぉぉ!
みんな逃げろぉぉぉ!
野逸港の住民で経済学者。アイドルをはじめとするサブカルチャーを切り口として経済を論じている。
※想定演者:田中秀臣(アイドル評論家兼経済学者)
◆野逸港の民:オサム(ヤイツコウノタミ:オサム)
くっそー、全然見てくれない!
野逸駅の駅員で、自他共に認めるドSである。
勤務態度はいたって真面目だが、時々「白線の内側で“伏せて”お待ちください」などのギャグや小ネタを交えたアナウンスをしてしまうことがあるらしい。
※想定演者:設楽統(芸人/バナナマン)
◆レフリー(レフリー)
我ら丸田道場二百余名は貴殿の友として同行させていただくことにしよう。
FBC野逸大会の試合を捌いたレフリーで名前は「丸田信朗(マルタノブロウ)」である。
本人自身は格闘家で、後に門弟二百人を率いてももたろう一行に合流する。
※想定演者:角田信朗(正道会館最高師範)
逆川宿で出会う人たち
◆逆川城主(サカガワジョウシュ)
閼伽凛皇女様、そしてももたろう殿。ようやくお目にかかれましたな。ご無事で何よりでございます。
逆川城の城主で名前を「遠丹茂幸之助(ドオニモコウノスケ)」という。
もともとは私立弁財天中学校の理事長をしていたが、民衆を率いて逆川城を鬼から奪取した。
※想定演者:藤下リョウジ(スターダストプロモーション取締役)
◆校長(コウチョウ)
それまで敵だった者ですら、放っておけない気持ちにさせる才能は本物でしょうね。
逆川城主と共に戦い、逆川城を鬼から奪取した軍人。
米利堅国の陸軍特殊部隊『ブルーベレー』の出身で、ひとりで歩兵二百人に相当する戦力を有していると言われている。
私立弁財天中学の校長だったため、校長の愛称で呼ばれている。
※想定演者:藤井祐一(私立恵比寿中学校長)
◆農園主(ノウエンシュ)
すまなかった、あーりんロボ。私たちは君が単なる機械でしかないって誤解していた。
逆川城主のさくらんぼ農園の経営者名前は「ミチモリ」という。
もともとはCDショップの副店長だったが、農園に婿養子としてスカウトされた。
米村博士に作ってもらったあーりんロボのA&Rも担当している。
※想定演者:佐藤守道(スターダスト音楽出版)
◆農園主の妻(ノウエンシュノツマ)
ごめんなさい。私たちは自分たちが楽をするために、あなたに頼りきってしまっていたわ。
農園の一人娘で名前は「ミオコ」という。
次世代を担うアーティストの発掘と育成のため、ボイストレーニングスタジオを運営していたが、結婚を機に実家の家業である農園の仕事に就いた。
※想定演者:岡田実音(ボイストレーナー)
◆農園の童:エバートン(ノウエンノワラベ:エバートン)
お前をシックな装いにしてやるよ!これでも喰らえ!
農園主の長男。
あーりんロボの顔面に泥団子をぶつけた極悪人。
特技はアメリカンフットボール。
※想定演者:江波戸邦昌(オテンキ元メンバー)
◆農園の童:ゴー(ノウエンノワラベ:ゴー)
このダンボールお化け!ついてくんなよ!
農園主の次男坊。
将来はプロレスラーになりたいと思っている。
声でワイングラスを割ることができる。
※想定演者:向後和矢(オテンキ)
◆農園の童:ノリ(ノウエンノワラベ:ノリ)
嘘つけ!背中に紙コップつけてるくせに!
農園主の三男坊。
将来は人力車の車夫になりたいと思っている。
ヘソでペットボトルのフタを開けられる。
※想定演者:斉藤良徳(オテンキ)
◆米村博士(ヨネムラハカセ)
あーりんロボ、それは君の溢れる感情が結晶化したもので『涙』と言うんだよ。
農園主に頼まれてあーりんロボを開発したロボット工学の権威。
趣味は『カレー作り』で、ライブ会場などのイベントがあると屋台を出店することもある。
※想定演者:米村弘光(スタイリスト)
◆占い師(ウラナイシ)
なんか気分悪いわ。ポヤポヤするから帰っていいですか?
逆川の城下町にある『手代木公園(テシロパーク)』の占いの館にいる占い師。
ももたろう一行に都合の悪いことを追及されてしまい、逃走してしまう。
※想定演者:古屋智美(故人/元ももいろクローバーZマネージャー)
※古屋智美マネージャーは2023年8月22に逝去されました。長年に渡ってももいろクローバーZを支えてきた彼女の尽力に感謝し、謹んでご冥福をお祈りいたします。
その他の人たち
◆武器商人(ブキショウニン)
ご所望の鉄砲をお届けにあがりました。お確かめを。
暴走爆音梁山泊攻略戦の際に、苦戦するももたろう軍に最新兵器である火縄銃を届けに来た武器商人(マーチャント)である。
実は星屑村の出身で、痴漢行為の冤罪で村には居づらくなってしまったため、当時“東洋のベニス”と呼ばれ、貿易港としてとして栄華を極めた堺の街へ丁稚奉公に出ていた。
※想定演者:高橋健一(キングオブコメディ)
■魔界の登場人物
魔王軍四天王
◆氷帝・沙羯羅竜王(ヒョウテイ・シャカツラリュウオウ)
無駄無駄無駄無駄ーッ! 小娘どもにしては頑張った方だな。
魔王軍四天王のひとりで『青龍』を司る格闘家(グラップラー)である。
東海道随一の強国であった青き丘の国を攻め滅ぼした。
格闘戦に必要な『パワー』『スピード』『テクニック』そして『センス』を極めて高い次元で併せ持っており、鬼族の間では『魔界の至宝』とまで言われている。
必殺技:閃光魔法撃吼(シャイニング・ウィザード)/月面水爆飛翔圧殺旋(ムーンサルトプレス)
※想定演者:武藤敬司(プロレスラー)
◆雷帝・天魁獏羅天(ライテイ・テンカイバクラテン)
“事故"る奴は…“不運”(ハードラック)と“踊”(ダンス)っちまったんだよ…。
魔王軍四天王のひとりで『白虎』を司る暗黒神官(ダークプリースト)である。
暴走爆音梁山泊という砦を根城にする暴走集団の首領。馬威駆(バイク)と呼ばれる二輪機動兵器に搭乗してももたろうの本陣へ突撃を敢行し、ももたろうをあわやというところまで追い詰めた。
必殺技:悪魔の鉄槌(ルシファーズ・ハンマー)
※想定演者:綾小路翔(氣志團)
◆炎帝・迦楼羅姫(エンテイ・カルラヒメ)
甘いわね。ここではね、そんな甘っちょろい考えをしているヤツは通用しないのよ。
一位以外には意味も無ければ価値も無いわ。
魔王軍四天王のひとりで『朱雀』を司る幻術師(チャーマー)である。
赤辺古四十八士団撃城という城の支配人で、魔王軍四天王の紅一点。紅蓮の炎扇を武器として使う。
必殺技:煉獄羅刹乱舞(サシハラスメント)/飛翔入手(フライングゲット)
※想定演者:指原莉乃(HKT48元メンバー)
竜の穴(ドラゴンピット)海兵隊
◆ミスター影道(ミスターシャドウ)
賞金首の方からノコノコやってくるとはな! 探す手間が省けて助かるわ!
沙羯羅竜王配下の海兵隊:通称『竜の穴(ドラゴンピット)』の隊長を務める格闘家(グラップラー)である。
まるで全身に筋肉の鎧をまとったようなマッチョマンで、眼光が猛禽類のように鋭い。
また竜の穴が悪役フードファイター養成機関としての側面も持つため、極東地区担当マネージャーも兼任している。
必殺技:邪道式連射原爆(ロコモーション・ジャーマン・スープレックス)/時間差ダウン(ジカンサダウン)
※想定演者:邪道(プロレスラー)
◆疾風のぺぺ(シップウノペペ)
引退なんかねえんだよ!
竜の穴(ドラゴンピット)の副隊長でミスター影道(ミスターシャドウ)の補佐官。
海兵隊のプロデュース能力、マイクパフォーマンスの上手さ、そしてグラップリングセンスと三拍子揃っている格闘家(グラップラー)
“青い司令塔”の異名を持つ疾風のテクニシャン。
※想定演者:TAKAみちのく(プロレスラー)
般若隊(ハンニャタイ)
◆般若隊首領(ハンニャタイシュリョウ)
童貞じゃねーし!!!
沙羯羅竜王配下の野戦部隊:通称『般若隊(ハンニャタイ)』の首領。
もともとは沙羯羅竜王に攻め滅ぼされた渥美村の出身で、仙道の一種である波紋法(ハモンホウ)と呼ばれる戦闘技術を駆使して沙羯羅竜王軍に最後まで抵抗した波紋の戦士たちの指導者。
しかし波紋法を持ってしても防ぎきれぬ自身の老化に危機感を持ち、沙羯羅竜王の強さに憧れ従軍することになる。
必殺技:稲妻十字空烈刃(サンダークロススプリットアタック)/空裂眼刺驚(スペースリパースティンギーアイズ)
※想定演者:金田哲(はんにゃ)
◆般若隊副長(ハンニャタイフクチョウ)
仕方ありませんね、首領は童貞ですから…
般若隊の副隊長で般若隊首領の補佐官。
般若隊首領と共に沙羯羅竜王軍に最後まで抵抗した波紋の戦士。
般若隊首領とは苦行を乗り越えた二十年来の親友。趣味は梅酒作り。
※想定演者:川島章良(はんにゃ)
魔界の住人
◆魔界の暗殺者(マカイノアンサツシャ)
当然でございますよ。
私は“悪魔で執事”ですから。
青き丘の国の決戦後、沙羯羅竜王を倒したももたろうを暗殺するために、魔王から送り込まれてきた刺客(アサシン)である。
“悪魔で執事”をモットーに魔王に絶対の忠誠を誓う執事(バトラー)でもある。
名前が長かったため、見た目の印象から『ゴボウ』というあだ名をイヌの女の子につけられてしまう。
※想定演者:吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
◆衛兵:アンナ(エイヘイ:アンナ)
イチゴの国からこんにちは。
あなたのハートをラブズッキュン!
赤辺古四十八士団撃城の城門を警備している衛兵その一。
好きな食べ物はお母さんのコロッケとイチゴ。
ニックネームは『あんにん』だが、実は杏仁豆腐は苦手。
※想定演者:入山杏奈(AKB48の元メンバー)
◆衛兵:リナ(エイヘイ:リナ)
はい。
弾ける笑顔でお好きなだけ
召し上がれます。
赤辺古四十八士団撃城の城門を警備している衛兵その二。
薬膳コーディネーターの資格を得るため猛勉強中。
過去にノコギリを持った暴漢に襲われ、右手親指に裂傷と骨折を負ったことがある。
※想定演者:川栄李奈(AKB48の元メンバー)
メモ
【用語辞典を読む】
⇒ https://www.hajimetanizaki.com/secret/house-of-secrets/shin-momotaro/shin-momotaro-5/
【解説(テキストコメンタリー)を読む】
⇒ https://www.hajimetanizaki.com/secret/house-of-secrets/shin-momotaro/shin-momotaro-6/
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終末ヒロイン伝『シン・ももたろう』
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