「バレットジャーナル」について最短、最速で理解したい時の最初の1冊ならコレ!
■ 基本情報
- 書籍名:「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル
- 初版発行日:2017年10月13日
- 著者:Marie
- 訳者:-
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発行形態:単行本(ソフトカバー)
- ページ数:200ページ
■ 著者情報(Amazonより)
二児の母。
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2006年より運営するブログ「Mandarin Note」(http://mandarinnote.com)では、Kindle・スマホなどガジェットを活用した英語・中国語学習法や、手帳術・タスク管理など、デジタルとアナログの両方を使って暮らしをマネジメントする方法を紹介している。
2017年10月発売の著書『箇条書き手帳でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』(Discover 21)は発売2か月を待たず5刷5万部に。
バックパック1つでアジアやヨーロッパを旅した若き日の記憶が忘れられず、今もときどき子どもを引き連れ旅に出る。
■ 内容紹介(Amazonより)
1冊のノートになんでも書き出すだけ!いつもごちゃごちゃの頭が、すっきり整理される。
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タスク、スケジュール、夢…「私のすべて」を管理できる。
とにかく、書くことが楽しい!
日本初の「書き方」ガイド。
■ きっかけ
このブログで「バレットジャーナル」について語りたかったんだけど、公式本以外にはネットの記事しか読んだことないなーと思って。
なにか他に良い参考書はないかなと検索していたところ、この本を見つけた。
他の書籍は特定の手帳の紹介に紐づいていたり、カラフルさやイラストの豊富さみたいなところに主眼を置いているような気がして敬遠したが、この本はシンプルで、かつ基礎的なところはおさえていると思ったから。
■ 期待したこと
公式本は思った以上にバレットジャーナルの概念や考え方について書かれていた。
そのため、もう少し表面的なテクニックなどが知れるといいなと思っていた。
そうかといって、ネットのような断片的な情報じゃなく、きちんと整理された情報がインストールできたらいいなとも。
この本を読めば全体像がすんなり理解できるんじゃないだろうか、という期待があった。
■ 著者の主張
▽バレットジャーナルは箇条書きや記号を活用して、タスクやスケジュール、メモなどを効率的に管理できる手帳である。
▽バレットジャーナルは、使う人の人生を良くしてくれる「相棒」のようなもの。
▽デイリーログの効能
・先延ばしになるタスクが減る。
・「覚えておくこと」に頭を使わなくなる。
・やるべきことをひと目で管理できてストレスが減る。
・「できたこと」の積み重ねが自信になる。
・「やらないこと」を決められるようになる。
▽記録していないと、気づけないことがある。
▽ノートにアイデアを書きつけて試行錯誤し、前に進んでいく。その過程の多くがノートの中に残っているというのはとても心強い。
■ 参考になったこと
▽P058:バレットジャーナルのキモは、移行作業をしながら「これは本当に必要か?」と考えること。
▽P070:タスクを完了したときにチェックボックスを塗りつぶす作業が好き。
⇒僕も同じだ!
▽P088:未完のタスクをどうするか?
取りかかれないタスクは小さく分解する。
▽P122:ハッピーリスト
デイリーログにうれしかったことをハートマークで記録する。さらにそれをコレクションとして一覧にする。
■ 中身の紹介
●表紙
ピンク色の表紙がカワイイ。
カバーの紙質も手になじむとても温かみのある質感です。
●実例紹介
著者本人が使用しているデイリーログの実例。
シンプルだけど、とても整理されている。
●インタビュー
ご自身の事例だけでなく、他者の事例もインタビューとして豊富に掲載されている。
実際のノートの中身の事例が豊富で、おまけにカラーだ。
■ 感想
この本は著者が以前に自費出版したものがベースになっているみたいですね。
僕的には納得感があり、期待以上に面白かったです。
公式本のサブテキストとして、是非オススメしたい。
もしバレットジャーナルに関して、どうしても1冊だけしか買えない、というのであれば公式本よりもこっちの方がいいかもしれません。
■ どういう人にオススメか
▽バレットジャーナルを始めてみたいけど、実際に何から手をつけてよいか分からずに困っている人。
▽誰にも相談できずにひとりで悩んでいる人。
▽大きく一歩を踏み出すことに抵抗がある人。
・簡単
・お金もかからない
・誰にも迷惑かけない
▽知識や情報が不足している人。
ネットで散発的な情報収集するよりも、この本を1冊読んでしまった方が早い。