現在、僕が読んでいる本の読書メモです。
僕が感銘を受けたり、新しい知識を得たと感じた記述箇所を僕なりに咀嚼しています。
基本的に自分宛のメモとして作成していますので、おいてけぼりにさせてしまったらごめんなさい。
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■読んでいる本の基本情報
●書籍名:バレットジャーナル 人生を変えるノート術
●著者:ライダー・キャロル
■学習した内容
[P78]
紙にペン先を置くと、脳を活性化できるだけではなく、その勢いを高められる。手 で書けば、「考える」ことと「感じる」ことを同時にできるようになるのだ。
バレットジャーナルでは、ノートを使い、手書きで更新することが推奨される。
それは時代遅れの面倒な作業だろうか?
いや、そうではない。
実は現代のようなデジタル時代においてさえ、手で文字を書く作業を続けることの効用は、さまざまな研究によって立証されていると筆者は言うのだ。
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・手書きでエッセイを書いた小学生のほうが完成された文章を書き、読み方を習得するスピードも速い。手で文字を書くという行為が、文字を書く、つまり文字を認識する能力を高め、そのスピードを加速化するから。
・手で文字を書くという、触覚を使う複雑な動きは、キーボードで文字を打つ行為よりも脳を刺激する。脳の複数の領域を同時に活性化するため、学んだことを深いレベルで脳に刻み込める。
・授業内容をノートに書き留めるように指示された大学生のほうが、キーボードで内容を打ち込んだ大学生よりもテストの平均点がよかった。また、彼らは試験のあとも長いあいだ、その情報を覚えていた。
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これらはどのようなメカニズムになっているのだろうか。
例えば授業やミーティングの際には、以下のようなことが起きる。
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・授業やミーティングの内容を、一言句漏らすことなく、完璧に手で書くのはそもそも無理がある。
・従って、目や耳から入ってきた情報(他人の言葉や思考)から重要な部分だけを抜きだし、ページに書き写す必要に迫られる。
・そのためには、入ってきた情報をみずからの「神経学的な濾過システム」に通すことで無駄がないように工夫し、自分の言葉に変換してでメモをとらなければならない。
・その結果、その情報との関わり方が強化され、連想する思考力が高まることが、科学的にも証明されている。一連の処理の中で新たなつながりを見つけられるようになったり、型にはまらない解決策が浮かんだり、深い内省を得られたりする。そして意識を拡張すると同時に、理解を深めることもできる。
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筆者とて、手書きの効率が悪いことは百も承知だ。
しかし、「手で文字を書くと余計に時間がかかる」という事実が、事実こそが、認知機能の観点からは優位にはたらくと結論付けている。
メモ
【続きの記事を読む】
#012│手書きが結局、いちばん効果的 2
⇒ https://www.hajimetanizaki.com/blog/bullet-journal-change-your-life-13/
【ひとつ前の記事を読む】
#010│バレットジャーナルは『ツール』ではなく『ツールキット』
⇒ https://www.hajimetanizaki.com/blog/bullet-journal-change-your-life-11/
【コンテンツの一覧を見る】
バレットジャーナル 人生を変えるノート術
⇒ https://www.hajimetanizaki.com/note/bullet-journal-change-your-life/