現在、僕が読んでいる本の読書メモです。
僕が感銘を受けたり、新しい知識を得たと感じた記述箇所を僕なりに咀嚼しています。
基本的に自分宛のメモとして作成していますので、おいてけぼりにさせてしまったらごめんなさい。
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■読んでいる本の基本情報
●書籍名:バレットジャーナル 人生を変えるノート術
●著者:ライダー・キャロル
■学習した内容
[P151]
生産性をあげるとは、取り組む作業の的を絞り、ごくわずかな物事に取り組むことだ。
バレットジャーナルの特徴のひとつに「移動(マイグレーション)」がある。
これは思いついてとりあえず書き留めたタスクやメモを、しかるべき場所に格納するためのプロセスだ。
このセレモニーがあることで、バレットジャーナルがタスクでパンクすることを防いでいる。
タスクは無限に発生する。
そのため、僕らのTODOリストは常に膨張し、いつか手に負えなくなる。
なぜならば、どのタスクも重要そうな顔をして僕たちに近づいてくるかだ。
生産性をあげるためには、不要なタスクの断捨離を行わなければならない。
そのために必要なのが、この「移動(マイグレーション)」だ。
・・・
バレットジャーナルは手書きの手帳術だ。
そして書き留めたタスクは常に他のページに書き直す作業を伴う。
もちろんそれは面倒な作業だ。
だからこそ、僕たちに「これは書き写すべきか?」という問いを投げかけることができるのだ。
◆マンスリー・マイグレーション
毎月、月末にマンスリー・マイグレーションを実施する。
これは月末に翌月のマンスリーログを作る処理。
01.未完了のタスクを、翌月のマンスリーログのタスクページに書き写す。
また、当月ページのバレットに「移動」の印、「>」を書き足す。
02.(必要に応じて)そのタスクをカスタムコレクションに書き写す。
もちろん「移動」の印、「>」を書き足す。
03.そのタスクの処理予定が来月以降になる場合、フューチャーログに移動させる。 その場合には「予定に入れた」ことを意味する印として「<」を書き足す。
◆次年度への移動
毎年、年初にはまだ使い終えていなくてもノートを新調する。
新年はノートを新調するのに最適のタイミングである。
旧年と新年のあいだに線を引き、過去と未来を区別する。
不要な重荷を下ろし、きたるべき新たな冒険に向けて、身軽になるチャンスにすべきだ。
インデックスを見直し、すべてのコレクションを再検討し、棚卸しする。
これまでに自分が時間とエネルギーを費やしてきたものを正確に把握する。
そしてこれらのコレクションと未完了のタスクが新年度のバレットジャーナルに書き写すべきかを検討する。
新しいノートは、「やり直す」ためのものではなく、「レベルアップする」ためのものである。
◆「思考の目録」の移動
バレットジャーナルを始める前に「思考の目録」を作ったはずだ。
そこには
・いま取り組んでいること What we are working on
・取り組むべきこと What to do
・取り組みたいこと What I want to work on
が書かれている。
「移動(マイグレーション)」の処理を行う際に、この「思考の目録」を確認しよう。
「思考の目録」を俯瞰的に眺め、その項目に実施する価値があるか否かを見きわめる。
客観的に項目を眺め、ふたつの質問によって「なぜ、これをするのか」と自問する。
A.これは重要なことだろうか?(あなたにとって、あるいは、あなたが愛する人にとって)
B.これは必要不可欠だろうか?(家賃や税金などの支払い、ローン返済、仕事など)
※ヒント
「この用事を完了できなかったらどうなるだろう?」と自問する。
もしその用事を無視した場合、深刻な悪影響がないのであれば削除の対象となる。
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○移動(マイグレーション)
毎月、内容を見直し、不要となったタスクを削除し、完了する必要のあるタスクを新しいページのマンスリ一ログに移動させる。