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「幸福の数値化」と「幸福解析士」という資格について考えてみた

巻き尺を手にする人物の写真

こんにちは。

あるいは、こんばんは。

どうも、谷崎 元(ハジメ)です。

僕はライフワークとして「幸福」について研究することを始めています。

「人間はどうしたら幸福になれるのだろう?」という疑問を解消することが目的なのですが、僕のその学びをあなたにも共有するためにこのブログを立ち上げました。

ところで研究を始めるにあたって、少し思いついたことがありますので、忘れないようにメモ書きを残しておきたいと思います。

■ コンセプトは「幸福の数値化」

その思い付きのコンセプトは「幸福の数値化」です。

もし仮に幸福になるためには「条件」「要因」「因子」というようなものがあって、それらに法則性があるのだとしたら、それは数値化できるんじゃないかっていう話です。

例えば年収が300万円の人より600万円の人の方が、より「幸福度」が高いのではないか、という話です。

もちろん年収が高くても「幸福度」が低いケースがありえますので、尺度の一つにすぎませんけどね。(人間だって単純に体脂肪率や血圧の比較だけで、どちらがより健康かなんて判断できないですよね?)

大事なことは要素を数値化して自分の現在位置、あるいは相対位置を知ることだと思うのです。

■ 着想のヒントになったのは「ウェブ解析士」という資格

僕がこのアイデアを思いついたのは「ウェブ解析士」という資格の存在を知ったからです。

「ウェブ解析士」はウェブマーケティングの知識を活かして事業を成功へと導く資格だと説明されています。

これは一般社団法人ウェブ解析士協会というところが運営している民間資格なのですが、ざっくり言うとウェブサイトのアクセス解析から得られたデータを元にあれこれ頑張るっていうものらしいです。

「あれこれ」というのが具体的にイメージできるように、ウェブ解析士の代表的な役割を挙げてみます。

01.経営戦略とウェブ戦略の連動

全社的な経営戦略とウェブ戦略をどのように連動させれば、事業の成果が最大化されるか、といった計画を立案し提案すること。

02.ウェブ戦略立案

事業目標(例えば売上など)を達成するためのウェブ戦略を考え、全社的なウェブマーケティングを計画・提案すること。

03.サイト改善と施策提案

ウェブサイトの問題点を指摘したり、改善提案を行うこと。必要に応じてアクセス解析レポートを作成したり、企画提案資料の作成を行うこと。

04.KPI設計

KPI(重要業績評価指標)を設定し、その指標を監視する仕組みを作ること。またKPIを達成するための施策等を立案し提案すること。

05.ファシリテーション

事業の成果をあげるために必要な調整役、あるいは啓蒙役となること。例えば部署間の調整や、経営者や一般社員といった役職に合わせた意識改革など。

・・・

なーんて、書いててなんだか難しい話になってしましました。

要するに僕が言いたいのは、漠然と「幸せになりたい」ではなく、具体的な数値目標を設定し、それを達成するためのPDCAを回すのが科学的なんじゃないか?

ってことです。

で、個人の幸福の最大化を目指すための役割としてウェブ解析士になぞらえて「幸福解析士」っていう資格があってもいいんじゃないか、っていう話です。

本来「幸福」ってとても個人的というか、属人的というか、その人にとっての固有なものじゃないですか。

そういう様々な個人の価値観に由来するものをメジャラブル(*)な方向で把握しようっていうところが面白いんじゃないかなぁ、なんて考えています。

メモ

(*)メジャラブル(Measurable)
測定可能な、という意味です。
例えば理想の体型を手に入れるためにダイエットしたい場合、体重や体脂肪率などの具体的な数値目標を決めるということです。

漠然と「痩せる」ではなく、
「理想の体重が**kgで、現在は**kgだ。」
「1日あたりの接種カロリー上限を***kcalとする」
「毎週の平均体重を、前週の**%以下にする」

のように、具体的な数値に置き換えて把握するということです。

■ 採取するデータについて

採取するデータは多岐にわたります。

そしてそれらを複合的に検証して仮説を立てます。

その仮説を元に今後の行動計画を立案し、あたかもジムのトレーニングのようにメニューをこなす、っていうサイクルをイメージしています。

具体的にどのようなデータが幸福度に影響を与えるのかについては、今後の研究対象となりますが、現時点で思いついているものにはざっと以下のようなものがあります。

A)健康面に関すること

・持病の有無
・この一年の通院回数
・健康診断的なデータ
・ダイエットの必要性

B)経済面に関すること

・年収
・資産額
・預貯金額
・投資額
・お小遣いの金額

C)精神面に関すること

思いついてない

D)家庭・家族に関すること

・家族構成
・居住面積
・自室の有無
・家族との関係性

E)社会面に関すること

・所属している集まりと役割
・SNS利用度
・人間関係

F)仕事面に関すること

・職業
・社内での地位やポジション
・職場の人間関係

G)学習面に関すること

・学習計画の有無
・学習計画の進捗度
・学習時間

H)遊び・趣味に関すること

・趣味の有無
・趣味に費やした時間
・友人の数

とかね。
まだ漠然としていますが、これらをきちんと数値化することが重要だと考えています。

■ まとめ

ということで、今回の僕の話はここまでです。

誰しもが「幸せになりたい」と考えているんだと思います。

ただそれを漠然としたままにしておくのか、具体的な数値目標を設定して管理するのとでは結果が大きく変わってくるんじゃないかと思います。

そのあたりは僕自身を使って実験と研究を重ねてゆきたいと思います。

その結果や途中経過についてはこのブログを通じてあなたにも共有できたらいいなと思います。

・・・

もしよかったらまた遊びにきてください。

僕は今日も地球の片隅で、目立たない戦いをしています。

それではごめんください。

・・・

Pexelsのcottonbroによる写真

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