■第九楽章│へそで踊る歌
○タイトルについて
タイトルの「へそで踊る歌」は「Chai Maxx」を指しています。
「Chai Maxx」は2011年3月9日に発売されたももいろクローバーの3rdシングル「ミライボウル」のカップリング曲なんですが、とびっきりのキラーチューンですね。
で、このタイトルは2011年8月20日によみうりランドで開催された野外ライブ『サマーダイブ2011~極楽門からこんにちは~』の中でしおりんが放った「いいかぁお前らーChai Maxxはーへそで踊れー!」という煽り文句からとりました。
○あーりんのこと佐々木って言うな!今度言ったら“ロボット刑事の刑”だかんね!
すみません、これ意味分かんないですよね?
1973年に放送された東映製作の特撮で『ロボット刑事』というのがあったんです。
主人公の名前が『K』だったので『ロボット刑事K』と呼ばれていました。
ちなみにKが「マザー!」と叫ぶと、地平線から女神の姿をした巨大要塞が現れるという設定でした。
○俺たちもこれからはカラフルな服を着ることにするよ!
『サマーダイブ2011~極楽門からこんにちは~』のオープニングで行われた寸劇で『ものクロ帝国』という悪の軍団が登場しました。
そのボスはパンダの着ぐるみ風の怪人で、会場全体を「シックな“ものクロ”に染め上げる」と宣言するや、観客席にいたモノノフのTシャツに墨汁(?)を塗って真っ黒に汚すという暴挙に。
そこへももクロの5人が登場し、大立ち回りの末に怪人集団を退治し大団円を向かえるという演出がありました。
○『ありがとう』…感謝の言葉。…初めての言葉。あの人にも言った事なかったのに…
『新世紀エヴァンゲリオン』の第拾七話で綾波レイが心の中で言った台詞の引用です。
この場合「あの人」が誰になるのか分かりませんが、あーりん推しのノフさんは自分のことだと理解しちゃってください。
○僕が作った特製カレーがあるから食べて行ってくれ。
当時、ももクロちゃんの衣装を担当していたスタイリストの米村弘光さんは「芸能人カレー部」の部長という肩書きです。
ちなみに芸能人カレー部はカレーライス好きの芸能人やスタッフなどで結成された集まりです。
米村さんのプロデュースする「米さんカレー」はももクロちゃんライブ会場にはたびたび出店されています。
ただ残念なことに米村弘光さんは自身が経営していた会社で脱税したとして、2019年に東京国税局から告発されてしまいました。
その関係で一線を退き、ももクロちゃんとも距離ができてしまいました。